雑誌などの紙媒体でのライティングとウェブのライティングは何が違うのか?
その違いを知って記事を作成しないと、クリックすらされない=誰の目にも留まらない、全く読んでもらえないということになりかねません。
私も最初はそんなことを全く知らなくて、書きたいことを書きたいように書いていました。
だから全くアクセスが集まりませんでした。
人目に留まるタイトル、導入文
紙に書かれた記事は自然に目に留まるものではなく、人が「読もう」という意思を持って目に留まるものです。それに対してウェブ上の文章は
- 検索エンジンにひっかかること
- 人の目に留まって興味を引くこと
これがとても大切なのです。
検索エンジンにひっかかるとは、いわゆる「SEO対策」と呼ばれる施策をふまえたコンテンツを作成しないといけないわけです。
ただ”いい文章”を書くだけでなく、人が検索した時に検索結果の上位に来るようなコンテンツを作らないと、まったく人目に触れない、読まれない文章になってしまうのです。
どんなものが目に留まるのか
これは、自分が検索をしている時のことを考えてみればわかると思います。
例えば私は仕事柄よく美容関係の記事を検索します。
- 40代、肌、たるみ、改善
- 40代、髪、ツヤ
など、何らかの悩みを解決する方法を検索することが多いのですが、インターネットで検索をすると1ページに10サイト分くらい出てきますよね。
その中からどのサイトを選ぶかというと、自分の悩みに応えてくれそうなタイトル、導入文が書かれているサイトをクリックします。
つまり、そのキーワードで検索をしてきた人が、「これなら私が探している答えがあるかも!」と思うようなタイトルがついている、導入文が書いてあることが大事だってことです。
ここでまず目に留まらないとクリックすらされない(=サイトに訪問してもらえない)わけですから、本文でどんなにいいことが書いてあっても全く読まれない、ということになります。
検索エンジンが「いいコンテンツ」と認める文章を書くこと
いいコンテンツとはどのようなコンテンツなのでしょうか。それは、「ユーザーにとって価値のあるコンテンツ」です。
- オリジナリティがあること
- 読んだ人の役に立つこと
- 他のサイトとは差別化される、価値・魅力のあるサイトであること
これらは『ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)』を読んでいただければわかります。
もう小手先のテクニックや検索エンジンをだまそうとするような裏技ではなくて、本当に役に立つ、価値のあるコンテンツを作ること、これがこれからのWebライティングに必要なことなのです。
ライバルに差をつけるには?
小手先のテクニックではなくて良質なコンテンツを提供することが一番大事だとすれば、ある意味、きちんとビジネスをしようとしている、自分の持っている価値を提供しようとしている人にとっては平等にチャンスがあるということです。
ですが、ライティングそのものが苦手だという人、ウェブ上で効果的に伝わるような文章を書くことが苦手だという場合は、もちろんライティングスキルも身につけていかなくてはいけません。
また、紙とは違う「SEO対策」を考慮した文章作成が必要になってくるんですね。
ただしこれも紙と違い、文字数制限などがない場合は伝えたいことを伝わるようにしっかり書いていくことも出来るわけです。
伝えたいことを伝えるには?
あなたの仕事、ビジネスに関する思いを常に見直すことです。意外と忘れがちなんですけど、とても大切なことですよ。
こちらは私の愛読書ですが、自分の思いを言葉にするには、たくさん考えないといけない、考えることの大切さがわかる本です。
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本を読んで理解したつもりになっているだけではダメです。
この本に書いてある通りに、どんどん思いを書き出してみてください。自分の「思い」の精度が上がっていきますよ。
考えて考えて、考えぬいた先に、自分だけの言葉が待っているんです。
文章を書きたいけどうまくかけないという方、是非読んで、書いてあることを実践してみてください。