改めて、紙媒体とWebコンテンツの違い、作成時の注意点などをおさらいしておきましょう。
→こちらも読む『Webライティングと紙のライティングの違いとは?』
本とウェブとの違いは、”どこから見るか”ということでしょう。
本なら表紙や目次があって、最初から読まないにしても「読みたい」と思うところから読み始めますよね。
しかしウェブはどうでしょう。検索して、その言葉に引っかかったページが出てくるのです。それは当然トップページとは限りません。
だから、他のページとの続きで前の文章を読んでいないとわからないような内容だったりすると、せっかく検索した人がたどり着いてくれたのに、わけのわからないページになってしまうのです。
ですからウェブページは基本的にそのページで内容が完結して、検索した人がそのキーワードの答えを見つけられるようなないようになっていることが大切です。
たとえば私は他にアロマテラピーに関するサイトも持っていますが、一番多いのは「○○(アロマの名前) 効能」という言葉での検索。
アロマの効能について知りたいと思った方が見てくださいます。
もちろんアロマの効能についてはしっかり書いていますし、効能だけではなくて使い方などのご紹介もしています。
カタログのように、そのページだけでそのアロマのすべてがわかるようにしています。
誰が書いているのかわかるようにすること
色々参考になるホームページだけど、どんな人が書いてるんだろう?と管理人のことが気になったことはありませんか?
本は著者や出版社がわかりますよね。でもウェブサイトやブログだとわからないんです。だからこそ、運営者情報というのはとても大切です。プロフィールも同様ですね。
一方的に情報を伝えるだけでなく、問い合わせフォームなども設置して、双方向のコミュニケーションがとれるようにしておくといいですね。
デバイス別のレイアウトも大事
紙の本なら紙面が決まっています。文字数なども決まっているので、むしろその間に収めないといけないのですが、ウェブは違いますよね。
いくらでも書けてしまうし、どんな風に書くかも自由です。だからこそ難しいとも言えるのですが。
私はパソコンで記事を書くことが多いですが、見ている人がどんなデバイスで見ているのかはわかりません。スマホかもしれないし、タブレットかもしれない。
いやむしろ、今はスマホ主流ですから、スマホで見る人のことを中心に考えなくてはいけません。
OSもWindowsかもしれないしMacかもしれない。その組み合わせも色々ですよね。
つまり、どんなデバイスで見るかによって、見え方が違ってくるということ。そこまで考えてウェブのレイアウトを決めないと、パソコンで見た時は良かったけど、スマホで見たら何だかすごく読みづらい・・・ということも。
そうなると、スマホユーザーはそのサイトを見てくれなくなりますよね。それはとてももったいないということです。
少なくとも、パソコンで記事を投稿したら、スマホで実際に見てみるというような作業は必要でしょう。
できれば、ブラウザもエクスプローラーかGoogleChromeかなど、色々試してみると微妙に色が違ったりレイアウトが崩れていたり、ということに気づきます。
色々なホームページを見て、読みやすい!と直感的に感じるようなサイトを参考にしてみるのもいいですよ。
簡単に追加修正が出来るということ
紙と違って、公開した後でもウェブのページはいつでも修正が可能です。
むしろ、最初から完璧な記事を上げようと練りにねって時間がかかり公開できないよりも、とにかくどんどん投稿して、ユーザーの反応などを見ながら修正していく方が得策です。
というのは、いいページであってもSEOの効果が出るまでには一定の時間がかかるので、まずは公開すること。
それからキーワードを効果的に盛り込んでみたり、文章の切れ目を変えて読みやすくしてみたり、色々と改善していけばいいのです。