今の会社を辞めたとしたら、次に何をしていくか、会社員以外の選択肢はありますか?もし突然クビになったら?
日本は、男女ともに、年齢が上がるほど再就職は難しくなっていきます。
ヘッドハンティングでもされない限り、再就職でキャリアアップ出来るなんて甘いことを考えてはいけません。
履歴書の生年月日を見てそれだけで落とされます。
どうしても今の会社を辞めて転職したいなら、次を確保してから辞めること。
安易に辞めてしまうと次が見つからずに、まったく希望していなかった職種や会社にしか転職できない、ということにもなりかねません。というか、その可能性大です。
会社を辞めるのはいつでも出来る
会社はいつでも辞めることが出来ます。
会社というところは、自分一人くらい辞めてもどうってことはありません。
人が少ない会社だと「私が辞めたらみんなが困る」と思うこともあるでしょうが、実はそんなことはありませんよ。
あなたがいなくても会社は回るし、あなたがいてもつぶれるときはつぶれるし、みんなが困ることだって出てきます。
だから、辞めない理由を「私がいないと」にしてしまわないことです。そんなことを言っているといつまでも辞められないから。
かといって、感情に任せて辞めてはいけません。生きていく上で現金収入は大事ですからね、もらえるものをわざわざ自分から捨てる必要はないんです。
イヤだからこそ、お給料分の仕事はきちんとしつつ、他に好きなことに打ち込めたりもするんです。
もう1度言いますが、会社はいつでも辞めることが出来ます。
だから、焦って辞めないこと。会社にいるうちに、お給料がもらえているうちに、次の手を打ちましょう。
キャッシュポイントを増やすこと
やっていて楽しいこと、時間を忘れて打ち込めること、あなたの能力がいかせること、何でもいいです。それをキャッシュに換えることを考えましょう。
会社に副業を禁止されてるし・・・という方もいるのですが、最初からそんなに大儲けできませんからばれませんよ。
年間収入で20万円を超えなければ確定申告の必要もありません。
とにかく、生活が安定しているうちに自分がどんなことで稼ぐことが出来るのかを考えることです。
私の場合は、自分が昔からブログを書いていたことと、会社のホームページを作ったりブログやFacebookの運営をしていたこと、そして元々文章を書くのが好きだったことで、「書く」ということで収入を得ていこうと思いました。
それで『クラウドワークス』や『ランサーズ』といったクラウドソーシングに登録してちょこちょこお小遣い稼ぎをしていたんです。
だから、突然会社をリストラされたときも、「そうだ、パソコン一つで、”書く力”で稼いでいこう!」と思えたんですね。
会社がいつまでもあると思ってはいけませんよ。
私は身をもって経験していますから、「常に備えよ」ということを強く言いたいのです。
ある程度の投資も必要
好きなこと、自分がやれること、何でもいいのですが、何かで副収入を得て行こうと思ったらそれなりの投資が必要です。
とはいっても、高額なセミナーにいきなりいかなくてもいいんですよ。むしろ、行かないでください。
私の場合は、文章を書くというよりもセールスコピーライターの勉強をしました。
オンライン講座を受けたり教材を買ったり、またウェブマーケティングコンサルタントの講座を受けたりもしました。
これは「売れる文章」を書くためと、コンサルタントの観点から自分の作ったウェブサイトを見るためです。
小説家を目指しているわけではないので、文学的な文章を書く必要はなく、読んだ人が理解できること、そして何らかの行動をとりたくなることが大事なわけです。
そのための文章術は、学校で教わった作文だけでは出来ないので、「ものを売る」ということはどういうことなのか、そこから勉強しました。
しかし一通り講座を受けたらすぐに思い通りの文章が書けるようになるかというとそんなことはなく、まだまだ試行錯誤していますが、その勉強を会社員時代にやっておいたことがとても役に立っています。
その備えがなかったら、日記のようなブログしか書けなかったかもしれません。有名人でもない限り、プライベートの記事なんて誰も興味持ちませんからね。
セールスコピーやウェブマーケティングを学び、関連本などを含めると70万円くらい使ったかな、と思いますが、安いものだと思います。
だって、学んだことは私の財産になってこれからどんどん生かしていけるのですから。
おかげでリストラされても困らなかったですしね。
ノウハウコレクターにならないように
でもみなさん、やみくもにセミナーに行ったりしないように。お金ばかりかかってただのノウハウコレクターになってしまいますから。
特に気をつけて欲しいのは、「起業コンサルタント」です。
自分でなんらかのビジネスを成功させていて、そのノウハウを教えるならわかります。それならぜひお金を払ってでも聞きたいと思います。
でも自分で稼いだ経験もなく、いきなり「起業の仕方を教えます」というのはどうなのかと個人的には思っています。そんな人にビジネスを教わって成果が出せるのか、はなはだ疑問です。
たとえば『ユダヤ人大富豪の教え』で有名な、私の好きな本田健さん、この方はご自分で会社をいくつも経営なさっていましたよね。ビジネスをするってことも、お金についてもよく知っているわけです。
だから、お金の話にも説得力がある、そう思っています。
でも、○○コンサルタントと名乗る人たちの中には自分では稼いだことのない人たちがたくさんいます。そういう人にだまされないように気をつけて下さい。
そういう人たちの売っている教材などは、少し勉強すれば作れるような内容です。
今はネットで色々なことを親切に解説してくれているブログやサイトがたくさんあります。ある程度は事前にただで勉強できるんです。
ただ、もう一歩踏み込んでしっかり収入に結びつけていこう、と思ったら、やっぱり成功している人の話を聞くのは大切だと思います。そういうことにお金をかけるのは自分の財産になります。
だから、お金をかけるところを間違えないで。
投資は必要ですが、お金を捨てることのないように気をつけて下さいね。まあ、ある意味それも勉強かもしれませんけどね。
これからブログを作っていこうと思っている人へ
とりあえずブログというのは誰でもすぐに、今日からでも出来ることです。まずは副業の第一歩だと思って始めてみませんか。
どんなことで副業をやっていくにしても、「書く力」って必要になってくるんです。
ホームページがないと話にならないでしょう?ホームページにはコンテンツ(記事)を投稿したり、ブログを書いたりと「書く」ことが必須です。
でもどうやっていいかわからない、そんな初心者のためにブログコンテンツの作り方を教えてくれる本がこれです。
<目次>
PART1 ライティングの法則 もっとうまく書く方法(と少ししか書けないこ とを憎む方法)
PART2 ストーリーの法則
PART3 出版の法則
PART4 コンテンツの法則
PART5 コンテンツ・ツール
この本でコンテンツ作りのルールを学べば、もう書くことが苦手、なんて事はなくなるでしょう。