私のパソコンはそれほど容量がないので、重いデータは外付けHDDに入れていました。それが、突然中身を見ることができなくなりました。
「やはり強制終了が良くなかったか…」と思い当たる節はあったので、自業自得といえばそうなのですが、こんなに簡単に壊れるものなのかとちょっと凹んでおりました。
もし修理を依頼するとどのくらいかかるのか、費用を調べてみますと、なかなかのお値段です。安くても5万円くらい、高いと10万、15万という…見積もりだけでも出してみるかと思い、いくつかの会社に無料見積もりメールを出してみたのです。
すると、1社から電話が来まして、無料診断して詳細な見積もりを出してみないかというので、早速お願いすることに。見積もりを聞いた後で断っても料金はかからないとのことでしたので、お願いすることにしました。
そして、中身を見てもらったところ…信じられない出来事が。私の外付けHDDは2TBでした。2TBだと思っていたのに、中身は120GBだというのです。そんなことある!?と思いましたが、これも思い当たる節が…。
見積もりをお願いする際に、型番がわからなかったのです。外箱は捨ててしまっていたものの、本体のどこにも書いてないし、Amazonの購入履歴を見ても分かりませんでした。その商品も既に売られていなくて、商品名もよくわからない。買ったときにはあまり気にしていなかったのですが、改めて見てみると怪しさ満点。
「Amazonで購入すると、たまにこういう粗悪品があるんですよね」といわれたのですが、そんなに激安でもなかったし、まさか、まさかという感じです。
そもそも容量がないところに大きなデータを保存しようとしたから、中身に影響を与えてしまったのかも。さらに通電もしてしまったので、物理障害と論理障害を併発している状態です、といわれてしまいました。当然のことながらデータ復旧の料金も高めになるわけで、そこまでのお金はかけられないと思い、復旧はあきらめました。
いやしかし、中身の容量が偽装されていたなんて、こんなことがあるんですね。電子機器は名の知れたところで買った方が安全・安心ということでしょう。どうしても保存しておきたいデータは他でもバックアップを取ってあったのでよかったですが、電子機器って何があるか分かりませんね。