人に不快な思いをさせないって、とても難しい。
なんでこんなことを書こうかと思ったかというと、「HTMLって、わかりませんよね?」って聞かれたからです。
なんで、「わからないこと」を前提に聞かれるんだろう。そう思いました。
こう聞かれてしまうと、全然わからないわけじゃないけど、むしろ勉強してるけど、人に説明できるほどにはわからないので、「わかりますよ!」って強く反論するのもどうか・・・と思って、「多少は・・・」と歯切れの悪い答え方になってしまいました。
そこで思ったのは、人にものを聞くときには、「〜ない」という否定形で聞いてしまうと、相手にとても嫌な思いをさせるなあということです。
私にこう聞いた人は、きっと悪気はなかったんだと思うのですが、なんだか「できないよね」って決めつけられたようで、あまりいい気持ちはしません。
ですから、人にものを聞くときには、できるかどうかではなくて、「〜ってどの程度ご存知ですか?」というように、そもそも知っているのか知らないのか、知っているとしたらどの程度の知識を持っているのか、という聞き方が良いのではないかと思いました。
英語でも、「Can you〜」と聞かず、「Do you〜」の方がいいと言われますよね。「Can」は露骨に相手の能力を聞くことになるから。
日本語でも同じですね。難しいですが、私も相手に知っているかどうかということを聞くときには、不快な思いをさせないように、気をつけたいなと思いました。
あ〜、でもやってしまいがちだ。自分が得意なことだと、特にそうかもしれない。勝手な先入観で、「この人はこれ、知らないだろうな」なんて思ってること、多分たくさんあります。
本当に、気をつけたいです。