WEBライターは、誰でもなれます。年齢も性別も、学歴も関係ありません。
しかし、続けていくのは意外と難しいものです。資格も不要で、誰でもチャレンジできるからこそ、稼げるようになる前に挫折してしまう人が多いのも事実です。
私はWEBライターとして楽しく仕事ができているからこそ、せっかくWEBライターを目指すなら、途中で挫折して欲しくないと思っています。
Chat GPT等の登場で、稼げないとかオワコンとかいう人もいますが、WEBライターは普通に稼げる仕事です。
挫折しないようにするにはどうすれば良いか、そのポイントについて解説しますので、WEBライターを目指す方、まだ仕事を始めて間もない方は、ぜひ参考にしてください。
初心者WEBライターが挫折しがちなポイント
それでは、初心者WEBライターが挫折しがちなポイントは以下の通りです。私も最初は、挫折しそうになりました。
1記事を書くのに数日かかってしまう
仕事で文書作成を専門にしている人ならまだしも、3,000文字、5,000文字なんて書いたこともないという人が多いのではないかと思います。
書いたことはあるけど、大学の卒論以来という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も5,000文字なんで長文の記事を久しくしていませんでしたし、キーワードのリサーチから行うとなると、何をどうすれば良いか分からず、1記事仕上げるのに3日かかりました。
WEBライティングには決まった型があるので、それを知っていたらこれほど時間はかからなかったかもしれません。
しかし、何も知らない状態でWEBライターになったので、1つの記事を仕上げるのにとにかく時間がかかりました。
これは、WEBライティングの基礎を学べば対処できます。
なかなか稼げるようにならない
1つの記事を書くのに時間がかかっていると、なかなか稼げません。1件5,000円の記事を書くのに3日もかかってしまったら、日給が2,000円にも満たないことになってしまいます。
これならパートに出た方が確実に稼げるのではないかとも思いました。
単価が低い仕事ばかりしているとなかなか稼げません。文字単価が最低でも1円以上の仕事を探す必要がありますが、中には文字単価の相場を知らず、低い単価で仕事を受けてしまっている人も多いです。
思うように案件を獲得できない
クラウドソーシングでも企業案件でも、ほとんどテストライティングがあります。
初めのうちはなかなかテストライティングに合格できなくて、思ったように案件が獲得できず、心が折れそうになることもあると思います。
私も、そんな時期がありました。がんばってライティングしているのに「不合格」といわれてしまう。モチベーションも保てませんでした。
初心者でも仕事がしやすい案件に応募するのがコツですが、自分の実力では難しい案件にばかり応募すると、なかなか獲得できないでしょう。
納期が厳しくて仕事が辛い
WEBライティングには必ず納期があります。
1ヶ月ごとの発注であることもあれば、その都度「○日までに○本」と指定されることもあります。これは、契約の仕方次第です。
たとえば、1記事仕上げるのに2〜3日かかる場合、「1週間で3本」というのは、結構ギリギリかもしれません。
推敲の時間なども入れたとして、常に納期に追われている感じになり、辛く感じてしまうことがあるでしょう。
担当者との相性が合わない
こればかりはやってみないとわからないことなのですが、担当してくれる編集の人と相性が合わなくて、仕事がつらくなってしまうことがあります。
私もかつて、そういう経験をしたことがあります。
マニュアル通りの作業をしているはずなのに、マニュアルに書いていないことを指摘され、質問をしても「常識の範囲内」的な回答でしたので、どこまでがその人の常識の範囲かわからず、戸惑ったものです。
指摘がくるたびに、とてもストレスだったので、その仕事は早々に辞退しました。
当たる人との相性が悪いと、仕事を続けるのが難しいですね。
自分がスキルアップしているかどうかがわからない
書くスピードが上がらなかったり、書いたものの出来が良いのかわからなかったり、ライターとしてこれでいいのか?と迷う時があります。
ライターになったのなら、いい記事を書きたいですし、読者の役に立ちたいと思いますが、私も初めの頃はどこをどうすればもっと良い記事になるのかわからず、困ったものです。
初心者WEBライターが挫折せずに仕事を進めるための対処法
仕事がうまくいかないなと思っても、あきらめないでください。対処法はあります。
何事も、最初からスイスイできる人ばかりではないですし、会社の仕事だってそうではありませんでしたか?慣れるまで、何ヶ月もかかったのではないでしょうか?ライティングも同じです。
WEBライティングの型を理解すれば大丈夫
スピードアップするには、「型」を知ることです。
やみくもに書こうとしてもうまくいきません。時間がかかります。
WEBライティングの型には、以下のようなものがあります。
- PREP法
- SDS法
- PASONAの法則
- AIDMAの法則
初めのうちは型に沿って構成を考えていくと、文章を作りやすいです。
「初心者OK」「マニュアル完備」の案件に応募する
高額なライタースクールなどに入らなくても大丈夫です。今は、マニュアル完備の初心者向けのお仕事もたくさん出てきました。
慣れていないのに一から全て考えて作業をすると、時間がかかってしまいます。
わからないことをわからないまま進めるほど、非効率的なことはありません。
「初心者OK」「マニュアル完備」となっている案件に応募して、「型」を覚えながら、書くことに慣れてください。「初心者OK」なら、テストライティングも通りやすいです。
初心者でも、マニュアル通りに書いているうちに、スピードアップしていきます。
慣れてきたら単価の高い仕事にどんどん応募する
書くスピードが上がってきたら、単価の高い案件にどんどん応募していきましょう
最低でも1文字1円、できれば2〜3円の案件に応募することをおすすめします。
担当者と合わないと思ったらすぐ次の仕事へ!
担当者と相性が合わない、この人と仕事するのが辛いと思ったら、すぐに仕事を変えましょう。
嫌な相手と仕事をしなくても良いのがフリーランスライターの良いところなのですから。
案件はたくさんあります。余程が単価が良くて、他にこんな案件見つからない!と思うほど条件が良いなら別ですが、そうでないなら、嫌な仕事を続ける必要はありません。
ライティングスキルを上げるためにフィードバックを受ける
スキルアップするためには、客観的な視点で修正点を指摘をしてもらうことが必要です。
どこをどう直せばもっと良くなるのか自分ではなかなかわかりません。
私はライター3年目になった時、的確に指導してくれるWEBディレクターの人との出会いで、かなりスキルアップできたと思っています。
どこがどう良くないのか、どうすればもっと良くなるかと教えてもらい、自分の文章の癖もよくわかりましたし、おかげさまで仕事の幅も広がりました。
ライティングスクールなどでは、課題に対してフィードバックをもらえると思いますが、独学でライティングを学んだ人はその機会がなかったと思います。
できれば、マニュアルがあると同時にフィードバックをしてくれる案件を選んで応募してみてください。
もしくは、こちらでもフィードバックのサービスを提供しています。
「ココナラ」で出品中!
https://coconala.com/services/1814805
自分の記事をもっと良くしたい!と思っている方は、ぜひご利用ください。
まとめ
なかなか稼げるようにならない、スキルアップできないなど、ライターの仕事を辞めたくなってしまう理由はありますが、どれも解決法があります。
マニュアル完備の仕事に応募したり、フィードバックを受けたりしてスキルアップしていけば、単価の高い仕事にも応募しやすくなります。
最初は思ったように稼げずに挫折してしまいがちですが、他の仕事と同じように、慣れるまでには時間がかかるのです。
WEBライティングの「型」をしり、たくさん書いてフィードバックを受ければ、必ず稼げるライターになれるはずです。